吐き気・嘔吐
吐き気・嘔吐
吐き気・嘔吐が続く原因は?胃腸の病気からストレスまで解説

「食後に気持ち悪くなる」「何も食べていないのに吐き気がする」「ムカムカして眠れない」──
こうした吐き気や嘔吐の症状は、誰もが一度は経験する身近な不調です。
一時的な胃の疲れや食べ過ぎによるものもありますが、症状が長引く場合や繰り返す場合は、胃炎・胃潰瘍・逆流性食道炎・ウイルス性腸炎・機能性ディスペプシアなどの病気が関係していることもあります。
また、吐き気は胃腸だけでなく、ストレス・自律神経の乱れ・脳や耳の異常など、全身のさまざまな要因で起こることもあります。
「なんとなく気持ち悪い」「市販薬を飲んでも治らない」といった症状を放置すると、脱水や栄養不足につながることもあるため注意が必要です。
この記事では、港区白金の白金麻布メディカル内科・内視鏡クリニックが、吐き気・嘔吐の原因や考えられる病気、検査・治療法、生活の中でできる対策までわかりやすく解説します。
吐き気や嘔吐は、体が「何か異常を感じた」ときに起こる防御反応のひとつです。
胃や腸に刺激物や異物が入った際、脳の「嘔吐中枢」という部分が反応し、筋肉の収縮によって胃の内容物を外に出そうとする仕組みです。
吐きたいような気持ち悪さを感じる段階。
実際に胃の内容物を口から排出する段階。
どちらも脳と胃腸の神経が密接に関わっており、必ずしも胃の異常だけで起こるわけではありません。
胃炎、逆流性食道炎、胃潰瘍、腸炎など
片頭痛、メニエール病、乗り物酔いなど
低血糖、腎機能低下、薬の副作用など
また、ストレスや緊張など精神的な要因でも、自律神経のバランスが乱れて吐き気が起こることがあります。
特に、胃がムカムカするのに嘔吐はしないという場合は、ストレスや胃の運動機能の低下が関係していることもあります。
吐き気や嘔吐は「体が出しているSOS」です。
一時的に治まっても、くり返すようであれば早めに原因を調べることが大切です。
吐き気や嘔吐の原因は多岐にわたります。
消化器のトラブルだけでなく、ストレスや薬の副作用、全身の病気が関係していることもあります。
ここでは代表的な原因を紹介します。
もっとも多い原因が、胃炎・胃潰瘍・逆流性食道炎・胃酸過多・ウイルス性腸炎などの消化器系の異常です。
胃粘膜が炎症を起こしたり、胃酸が逆流することで、ムカムカや吐き気、嘔吐が生じます。
また、食あたりやノロウイルスなどの感染でも急激な嘔吐を伴うことがあります。
ピロリ菌は胃の粘膜に炎症を起こし、慢性胃炎や胃潰瘍、さらには胃がんのリスクを高めます。
感染していると、胃の働きが低下して食後の吐き気や胃のムカつきが続くことがあります。
精神的なストレスや過労、睡眠不足などにより、自律神経のバランスが崩れると胃腸の動きが鈍くなり、胃の中に食べ物が長く残ることでムカムカしたり、吐き気を感じやすくなります。
いわゆる「機能性ディスペプシア」もこのタイプです。
鎮痛薬(NSAIDs)、抗生物質、鉄剤、糖尿病治療薬などの一部は、胃粘膜を刺激し、吐き気を引き起こすことがあります。
薬の服用後に気持ち悪さを感じる場合は、自己判断で中止せず、医師に相談が必要です。
片頭痛、脳圧上昇、メニエール病など
肝臓・腎臓の病気、低血糖、甲状腺機能異常など
妊娠初期やホルモン変化による一時的な吐き気
このように、吐き気や嘔吐は消化器に限らず、全身のさまざまな異常が原因となる症状です。
長引く場合は、早めに原因を特定し、適切な治療を受けることが重要です。
吐き気や嘔吐は一時的なものも多いですが、繰り返す・長引く・症状が強い場合は注意が必要です。
体が発している「危険のサイン」を見逃さないようにしましょう。
嘔吐が続くと体内の水分や電解質が失われ、脱水症状や意識の低下を起こすことがあります。
特に高齢者や子どもは重症化しやすいため、早めの受診が大切です。
胃や食道に炎症や潰瘍があると、出血によって吐物に血が混じることがあります。
コーヒーのような色の吐物が見られる場合は胃潰瘍や食道出血などのサインで、緊急対応が必要です。
急な激しい腹痛や発熱を伴う場合、腸閉塞・急性胃腸炎・胆のう炎などの可能性があります。
症状が急速に悪化するケースもあるため、放置は危険です。
嘔吐による栄養不足や脱水、または内臓疾患の進行によって、体のだるさや体重減少が現れることもあります。
「そのうち治る」と思っていても、吐き気や嘔吐の裏には命に関わる病気が潜んでいることもあります。
症状が続くときは、早めに消化器内科を受診しましょう。
吐き気や嘔吐の原因を特定するためには、胃や腸の状態を直接確認する検査が重要です。
症状だけでは「胃炎」「腸炎」「機能性疾患」などの区別が難しいため、当院では内視鏡検査を中心に、必要に応じて血液検査などを組み合わせて診断します。
胃・食道・十二指腸の粘膜を直接観察し、炎症・びらん・潰瘍・ポリープ・腫瘍などを確認します。
吐き気や嘔吐を繰り返す場合は、胃炎や潰瘍、逆流性食道炎などが関係していることが多く、内視鏡で確認することが最も確実な診断方法です。
当院では、鎮静剤を使用した苦痛の少ない検査を行っており、「眠っている間に終わった」と感じる方も多くいらっしゃいます。
ピロリ菌は慢性胃炎や胃潰瘍、胃がんの原因となる細菌です。
当院では、呼気・便・血液による検査で感染の有無を確認し、陽性の場合は除菌治療を行います。
全身の状態を把握するために、炎症反応・脱水の程度・肝臓や腎臓の機能を調べます。
吐き気の原因が消化器以外(ホルモンや代謝異常など)の場合にも有用です。
胆のう炎・膵炎・腸閉塞など、胃以外の臓器の異常が疑われる場合には、近隣の医療機関と連携してエコーやCT検査を行い、精密に評価します。
このように、当院では内視鏡を中心に必要な検査を組み合わせて原因を明確化し、その結果に基づいた最適な治療を行っています。
吐き気や嘔吐の治療は、原因に応じた薬物療法と生活習慣の見直しを組み合わせて行います。
単に症状を抑えるのではなく、吐き気を繰り返さない体の状態を整えることが大切です。
嘔吐中枢の働きを抑え、吐き気を鎮めます。
胃酸の刺激を減らし、胃炎や逆流性食道炎による不快感を改善します。
胃の粘膜を守り、胃の動きを整えてムカムカを軽減します。
感染が確認された場合は、抗菌薬による除菌を行い、再発を防ぎます。
嘔吐後は脱水になりやすいため、こまめな水分補給が大切です。
一度に大量ではなく、少量ずつゆっくり飲むのがポイントです。
食事は消化の良いおかゆ・うどん・スープなどから始め、脂っこい料理や刺激の強いものは控えましょう。
精神的なストレスや睡眠不足は、自律神経のバランスを乱して胃の働きを低下させます。
十分な休養と睡眠を取り、できる範囲でストレスを軽減することが再発予防につながります。
服用中の薬が原因のこともあるため、自己判断で中止せず、医師に相談して調整することが必要です。
当院では、薬による症状緩和だけでなく、生活環境や食事指導を含めたトータルケアを行っています。
患者様のライフスタイルに合わせた無理のない改善方法をご提案いたします。
「食後にムカムカする」「何を食べても気持ち悪い」「嘔吐を繰り返してしまう」──
こうした症状が続くと、食事が楽しめなくなるだけでなく、体力の低下や栄養不足につながることもあります。
一時的なものと思って我慢してしまう方も多いですが、吐き気・嘔吐の背景には、胃や腸の病気が隠れていることがあります。
当院「白金麻布メディカル内科・内視鏡クリニック」では、消化器内視鏡専門医が、症状の原因を正確に見極めるための**内視鏡検査(胃カメラ)**を中心に、ピロリ菌検査・血液検査などを組み合わせ、的確な診断と治療を行っています。
検査が初めての方にも安心して受けていただけるよう、鎮静剤を使用した苦痛の少ない検査に対応。
港区・白金・麻布エリアで吐き気や嘔吐の症状にお悩みの方は、白金麻布メディカル内科・内視鏡クリニックへご相談ください。